田村奎太

では田村君にインタビューしたいと思います。

Q:田村君、よろしくお願いします。

A:はい、よろしくお願いします。

Q:田村君は新卒採用でうちに入社したんだよね。

A:そうですね。自分は税理士の勉強をする専門学校を卒業したので、そのまま会計事務所で働こうと思っていました。

Q:働く前に、何か不安はあった?

A:専門学校の先生がもともと会計事務所で働いていて、「会計事務所は泊り仕事が当たり前だぞ!」と言われていました。そんなのが続くのはイヤだなと思いましたね。

Q:それって完全にブラック企業だよね(笑
 でも昔はそういうのが当たり前の会計事務所もあったみたい。

A:そうなんですか。まぁ、やってみないとわからないので、不安でもとにかくやってみようと思って就職活動をしました。

Q:とにかくやってみることは大事だね。
 田村君はどうしてうちの事務所を選んだのかな?

A:東京中央税理士法人の会社案内を見たときに、監査担当者の半分以上が税理士の資格を持っていたので、単純にすごいなと思いました。税理士以外にもいろいろな資格を持っている人がいたので、しっかりしている会社なんだって思いました。

Q:うちは税理士法人だから何人も税理士がいるけど、それでも担当者の半分以上が資格を持っている会社はなかなかないかもね。

A:それと試験休暇が取れるのも魅力でしたね。この勉強を始めたからには、働きながら税理士の資格をとりたいと思っていたので。

Q:田村君は入社一年目で、残りの税理士科目全部に合格したんだよね。
 試験休暇があるとはいえ、よく勉強したね。

A:一年目は17時帰社を徹底してくれたので、安心しながら勉強することができました。
 受験中は人間を捨てて頑張ったのも良かったかも知れません(笑

Q:これから人間の暮らしを取り戻せると良いな(笑

うちで働いてみて、面白いと感じる点や逆に大変だと思うのはどんなところ?

A:担当を持つようになって外出する機会が増えると社長といろいろ話せるのが面白いです。なかにはクセがあって話すのが大変な人もいますが、自分は事務所内の作業だけだとちょっと煮詰まってしまうので、外出できる訪問監査のスタイルがあっていると思います。

Q:うちの仕事は作業より社長とのコミュニケーションが重要だからね。
新人で入社してから約2年経つけど、いまはどれくらいの仕事をしているの?

A:今は25件くらいの顧問先に関わっていて、帳簿への入力作業や申告書の作成をすることが多いです。他の担当者の補助作業をすることもあり、一人でお客様へ訪問するのは毎月10件くらいです。
最近は訪問して経営者と話す機会が増えていますが、まだドキドキしますね。

Q:これからはもっと大きな会社を任せていくから、ドキドキはずっと続くと思うよ。
今の仕事を任されるようになるまでのスピード感や引継ぎの様子を教えて。
  
A:けっこうハイペースで任せてもらったなと思っています。中でも退職する担当者からの引継ぎは、すべて理解する前に任されることもあり大変でした。ただ比較的経理が簡単な会社を任されたので、自分でやり切れました。

Q:すぐに税理士試験に合格したこともあり、早い段階で担当を任せていったからね。
 上司や先輩は田村君の成長を見て、「勉強したことが仕事に活かせてる」「頭の回転も作業の処理速度も速い」という評価だったよ。

A:ありがとうございます。自分としては2年やって実務の流れや仕組みがわかってきたところです。勉強したことが仕事で活かせたときは嬉しいですね。

Q:では最後に、大学や専門学校を卒業して会計事務所で働こうと思っている人に一言お願いします。

A:仕事があうかどうかはやってみないとわからないですが、東京中央税理士法人は若い人も多くて、話しやすいので人間関係のストレスを感じたことはありません。また学校へ行くために17時で帰ることができるので、安心して勉強しながら働けます。
もちろん毎日泊りという仕事もありませんでした。

Q:田村君、ありがとうございました。